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商社マンに向いてない人の5つの特徴 | 置かれた場所で咲けばいい!

この記事でわかること

  • 商社マンに向いていない人の特徴
  • 商社マンに必要な能力
  • 商社マンにおすすめの書籍

小さい頃から、大人数の中で過ごすのが苦手でした。

個人では仲がよくても、集団の中に入ると自分の居場所を見失ってしまう。

  • 何かやらかしてやらかしてしまうんじゃないだろうか…

  • 変なことを言ってしまってないか…

  • 自分の発言で不快にさせたんじゃ…

そんな不安に襲われて憂鬱になってくるのです。

僕は大学を卒業してから約1年半、専門商社(鉄鋼系)で法人営業を経験しました。

当初はパリッとしたスーツを着て、どでかい案件を獲得し、社会で貢献するんだ。

そのような理想を描いていました。

しかし実際のところは、

  • 営業車で電柱へ突進
  • トラブル時の調整も失敗
  • 飲み会ではうまく立ち回れない

と失敗ばかり。

飲み会や接待ではうまく立ち回ることができず、トラブル時の調整も失敗を繰り返していました。

本当に、ダメダメな商社マンだったんです。

この記事では「商社マンに向いていない人の5つの特徴」を中心に、自身の経験談をまとめてみたいと思います。

記事を読み終えると、「適した場所身を置く重要性」を理解できるようになり、自信が身に付きます。

また商社マンの働き方を知りたい方は、ぜひ「図解即戦力 商社のしくみとビジネスがこれ1 冊でしっかりわかる教科書」を読んでみてください。商社の仕事を理解できます。

商社マンに向いていない人の特徴

商社マンに向いていない人の特徴を知ることで、「あなたにとって最適な居場所」はどこなのかを理解できます。

なぜなら「得意・不得意」を知ることで、パフォーマンスを最大化することができるからです。

それでは詳しく見ていきたいと思います。

1) 浅く広くよりも、狭く深く

このような性質がある人は、商社の営業マンに向いていないと感じています。

商社では非常に幅広い商品を扱います。

それは家電や家具などの既製品から、土木や鉄鋼といった原材料まで様々です。

僕が働いていたのは鉄鋼商社でしたが、「鉄」に関する商材は何でも扱っていました。

ネジ・鋼材・線材(ネジの材料)・機械器具など、販売すれば利益になる。

利益になるのであれば、どんなものでも売るのが当たり前の環境だったのですね。

これは「商品に対する幅広い知識が要求されていること」を意味します。

つまり、

新しい商材ら仕入先の情報などを学び続ける姿勢

が重要なのです。

なぜなら、お客さんと会話する際には、商品の知識がないと話になりません。適切な案内ができなければ、企業や個人の信用にも関わります。

ただ僕にとっては、一つ一つを深堀して、知識を身につけていくことが困難でした。

鉄」と一言で言っても非常に奥が深いんです。

材質の種類、製造方法など、知れば知るほど分からないことが溢れてきます。

本当は一つ一つの製品について深く追求したかったのですが、それは無理な話。

時間は有限です。

その結果、「表面的な浅い知識だけ」しか身に着けることができませんでした。

知らないことであっても、学び続ける姿勢が重要です。

一つに特化するのではなく、幅広い知識を身に着ける必要があります。

2) 職人気質な性格

これは非常に苦痛なことでした。

昔から、一つの事を継続的に続けてきました。

部活動や習いごとは、一度やり始めたら長く続ける。

一つのことを追及していくのが好きなタイプだったんです。

そのため、幅広い知識を吸収するのは得意ではなく、なにより好きではありませんでした。

それに、「何かを積み上げていく」という感覚が希薄だったのも辛かったです。

一つの物事に集中して、確かな技術や知識を身に着けていきたい。

そんな職人気質な性格は、商社の営業には向いていないのではないかと思います。

3) 飲み会や接待に意味を見いだせない

商社の多くが、「自社製品」を持っていません。

そのため、

  • 商品の仕入先
  • 商品の販売先

との関係性をいかに保つかがポイントです。

なぜなら、仕入先や顧客と安定した関係を維持できない限り、商品を安定して供給することができないからです。

商社にとっては、「仕入先・顧客との人間関係がすべて」といっても過言ではないでしょう。

「人間関係を円滑にし、お互いの利益を損ねない良好な関係性を、いかに築けるかが商社マンにとって、最も重要なスキルだと思います。

そして、関係を維持するためのツールとして、飲み会や接待は欠かせません。

商社にとって重要なのは、取引先との関係性です。

お互いの利益を尊重し、良好な関係を築いておく必要があります。

近年では飲み会や接待は減少傾向にありますが、僕の会社では頻繁に行われていました。

新年会や忘年会の時期になると、社内はもちろん、他社との交流も数知れず。

もちろん僕自身も上司に連れられて参加していましたが、どうしても意味を見出すことが出来ませんでした。

  • 仕事が終わったら早く帰りたいな
  • 気を遣ってばかりで面倒だな

そうしたネガティブな気持ちが湧き出てしまい、段々と飲み会に出るのが憂鬱になってしまったんです。

気を遣って高いお金を払い、時間を浪費すること。

「今どきの若者はこれだから困る」と思われるかもしれませんが、僕には合いませんでした。

飲み会に意味を見いだせないタイプには、以下の「日野瑛太郎」さんの本がおすすめです

4) コミュニケーションが苦手

コミュニケーションスキルがない人も、商社マンには向いていないでしょう。

コミュニケーションの定義はさまざまではありますが、僕が商社マンにとって重要だと感たスキルは「相手の状況を理解し、適切な提案ができる」ことでした。

商社は多種多様な商品を抱えており、その中から顧客の状況に適したものを提供する必要があります。

そのためには、

  • 相手はどのような状況で、何を必要としているのだろう?

  • 自社の力で顧客の問題を解決できるだろうか?

  • 顧客に満足してもらうためには、どの商品が適切だろう?

という疑問を持ち、それらを

  1. 顧客からヒアリングし
  2. 何が求められているかを想像し
  3. 納得してもらうための提案をする

能力が必要不可欠です。

コミュニケーションスキルは、世間一般で考えられがちな

  • おしゃべりが好きな人
  • 社交的な人

だけが持っているスキルではありません。

たとえ内向的だろうが、人見知りだろうがコミュニケーションスキルを持っている人は存在します。

性格や性質の問題ではなく、「相手のことを想像し、相手の望んでいることを提案できるか」がポイントなんだろうと思います。

商社マンにとっては、

  • 顧客からのヒアリング力

  • 他者の気持ちを想像する力

  • 適切な商品を提案する力

が必要です。

5) 勉強ができない人

勉強ができない人は、商社マンとして活躍するのは難しいでしょう。

商社マンに必要なのは、製品知識だけではなく、世の中の動きや顧客情報など、多岐に渡ります。

世の中は変化しているため、状況の移り変わりには常に目を光らせておく必要があるでしょう。

また、ここでいう勉強とは座学だけを指すのではありません。

顧客から聞いた話を含めた、

現実社会のすべて

が勉強になるのだと思います。

例えば、バスの時刻表一つにしても勉強です。

Aエリア行バス・・・1時間に1本

Bエリア行バス・・・5分毎に運行

この場合、「Bエリア」に営業をかけるべきなのかもしれません。

「バスの本数が多い=バスに乗る人口が多い」ことが予想できるため、見込み客を増やすことが可能だからです。

このように、日常に潜む些細なところから、営業のヒントは生まれます。

商社マンには、周囲の環境から学び続ける姿勢が大切なのだと思います。

最後に

商品に対する信頼性よりも、口のうまさや接待によって取引が決定される。

技術や知識よりも人間的な魅力(コミュニケーション能力など)が重視される世界。

それが、売り上げを獲得していくための理想の姿でした。

上司や同僚はかっこいい、尊敬できるような魅力的な人物が多かったです。

  • 華麗なトークで取引先を楽しませられる

  • 部下のミスにも一緒に向き合ってくれる

  • 誰からでも学ぼうという姿勢がある

といった、かっこいい人たちの中で仕事をさせてもらいました。

けれども、僕は彼らのようになれない。

性格的な部分で無理だろうと感じました。

生まれてから大人になるまでに培われた、人の性格というのはすぐには変わりません。

形状記憶合金のように、一時的には形を変えることができても、時間が経てば元に戻ってしまう。

ここで大切なのは、自分の性格を見つめ直し、適切な場所に身を置くことなんだろうと思います。

活躍できる場所は、一人ひとり違っていていいんじゃないかと僕は思います。

商社マンにおすすめの本一覧!

商社マンに必要なのは、幅広い教養をベースしたコミュニケーション能力だと考えています。

そのような能力を身につけるためには、書店で平積みされている「1週間で身につく〜」、「これだけであなたも〇〇!」といった、安直なビジネス本では不十分です。

簡単に身につくものは、簡単に新しいものに置きかわります。

身につけるべきなのは、時代が移り変ろうとも揺るぐことのない「土台のような知識」「考える力」です。

以下でご紹介する書籍は、僕自身が実際に読んでみて、おもわず何度も読み返してしまった本たちです。

もしよろしければ皆さんも一読してみてください。

 

おすすめ①「道なき未知」 森博嗣 著

本書は「博士の愛した数式」で一躍有名となった、森博嗣先生のエッセイ本です。
 
森さんは名古屋大学の工学部で教鞭をとる傍、小説家としてデビューしました。
 
理系の書くエッセイ本なので難しいのでは?
 
と思われるかもしれませんが、まったくそのようなことはありません。
 
  • 物事の捉え方
  • 人生で大切なこと
  • そんな風に考える人もいるのか
といった目から鱗のアドバイスが目白押しです。
 
平易な文章で書かれているので、どなたでもスラスラと読み進められると思います。
 
 
おすすめ②「1984年」ジョージ・オーウェル 著
 

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おすすめ③「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」小暮太一 著
 
 
  • 私たちの給料はどのように決まっているのか?

  • なぜ商品はその値段なのか?

  • 労働とはそもそも何なのか?
 
マルクスの資本論は大著であり、なかなか読み進めることができなかった苦い経験を持っている方も多いでしょう。
 
本書なら、資本論から重要な部分を抜粋し、優しく噛み砕いているため、理解しやすいと思います。
 
 
おすすめ④「読みたいことを、かけばいい」 田中泰延 著
 
現代社会ではテキストベースのやりとりが急増しています。
 
 
そのためには、どのような構造で文章を作るかや、文章を書く際の心構えのようなものが必要なのだろうと思います。
 
本書は「文章を書くためのテクニック本ではありません」
 
それよりももっと大切な、
 
「そもそも、なぜ人は文章を書くのだろう?」
 
といった本質へと踏み込んでいきます。
 
世界は複雑なようでいて、いつだってシンプルです。
 
余計やテクニックや世間の常識をそぎ落とした本書で、「書くこと」について考えてみませんか?
 
また、以下の書は「読みたいことを、かけばいい。」の続編です。
 
 
おすすめ⑤「会って、話すこと」 田中泰延 著
 
 
おすすめ⑥「7つの習慣」 スティーブン・コヴィー 著

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