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仕事

早く成功しようとしない。地道な努力を積み重ねる | ~千里の道も一歩から~

この記事でわかること

  • 地道な努力の大切さ

  • 「すべてを一気」に行うことはできない

  • 「地道な努力 + 方向性」を考えよう

小さな行為をコツコツと積み重ねること。

大きな目標は一夜で達成することは出来ません。

粒々辛苦。万里の道も一歩から。

コツコツと物事を継続して積み重ねることが大切です。

万里の長城にしたって、初めは一つのレンガから始まった。

そして、そのレンガが積み重なるコトによって巨大な城となったのです。

この文章にしたって、それは同じこと。

単語を繋ぎ合わせることで一つの文章として成立するのです。

「すべてを一気に」など出来るはずもありません。

では、コツコツやってりゃそれでいいのか、というと物事はそんなに単純ではないでしょう。

ある条件が整わないと、その地道な努力は無駄になってしまうかもしれません。

地道な努力は素晴らしいけれど

コツコツ積み重ねるということは、自らの理想に向かって、地道な一歩を踏み出し続ける、という行動の指針に過ぎません。

それは目的のために存在するプロセスの一つに過ぎず、必ずしも「目的地に辿り着く道」へと繋がっているわけではありません。

思わぬ方向に進んでいることもあるでしょうし、途中で行き止まりにぶち当たってしまうかもしれません。

地道な努力は素晴らしい一方で、ここに大きな問題が潜んでいそうです。

自身もこのような状態に陥ってしまうことがよくあります。

コツコツを意識しすぎるがあまり、我が道を突き進み、周りを見なくなります。

その突き進んだ先には道がなく、失敗だったと気づいた時には多くの時間を無駄にしているのです。

ああ~、あの時違う選択をしていればこんな場所には来なかったのに

といった後悔を抱え込むことも多いです。

他人の成功体験をカスタマイズする

なぜ無我夢中で道を反芻せずに突き進んでしまうのか。

それは、「過去の成功体験」を真似してしまうからです。

誰かが利用した、成功するためのルールに従ってしまうことが原因です。

あくまで、他者の成功体験は、「過去に通用したルール」に過ぎません。

現在の自分とは、時代の流れも境遇も異なっている。

だから本来であれば、そのルールを自分の境遇に照らし合わせながらカスタマイズする必要があるのです。

「子ども」から「大人」への変化

もちろん、コツコツと続けるだけで成し遂げられることはあるでしょう。

例えば、受験や資格試験といった「整備された環境」、つまり地道な努力が成功とリンクしているような、再現性がある場なら、その努力は大きな威力を発揮するはずです。

ただ、そのような環境というのは限られています。

子どもから大人へと成長するにつれて、努力と結果が結びつかない場面というのが往々にして増えていきます。

コツコツという努力だけで勝てるのは、子ども時代までで、大人になれば、「それだけ」では通用しなくなってしまうのです。

なればこそ、本当にこの道は正しいのだろうか?と疑ってみることが大切です。

その上で道を選択していく必要があるでしょう。

もし、選択肢がないのであれば、自分で作ることを考える必要があるのかもしれません。

そのためには、「色々な事を学ぶ」ことが欠かせません。

これは別に勉強だけではなくて、新しい景色を見たり、違った価値観を受け入れたり、普段は行かないような場所へ行くといった、すべての行動が学びとなります。

そして学ぶためには、「遊び心」を持つことです。

物事を創造したり、考えたりするための土台は「遊び」によって作られるからです。

地道な努力プラスαでいこう!

コツコツ努力するだけでなく、コツコツと努力しながら、道が合っているかを考える。

時に疑い、迷い、間違っていたら戻ってを繰り返す。

その繰り返しの先にこそ、自分の目標とする未来が待ち受けているはずです。

こんな姿勢を常に持ち続けて、歩いていきたいものです。

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