「ららライフ」を書いているだいちゃんのプロフィールを改めて記事にしました。

こんにちは。読書と登山が好きなエンジニアブロガーのだいちゃんと申します。

読んで良かったなと感じた本の紹介やエンジニアの実体験を元にした記事をメインに、働き方や旅行の記録を当ブログでは綴っています。

このブログをはじめ、これまで書いてきたものについて

ブログを開設したのは、2015年のことでした。

当時は新卒で入社した会社を退職し、職業訓練に通い始めた頃でした。HTMLやCSS、Illastratorを勉強するクラスで、実際にホームページを作る実習がありました。

はじめてのホームページ作りは分からないことの連続でしたが、「自分の力でモノを作る」楽しさを痛感したのを覚えています。

学校を卒業後、ブログの存在を知りました。「Wordpressを使えば、ある程度自由にレイアウトをカスタマイズできるらしい。加えてブログを書くことで、学んだ知識をアウトプットできる。一石二鳥じゃないか?」と思い、ブログを開設しました。

ブログを始めたのは「誰かに読んでもらうため」ではなく「自分のため」でした。

ブログ名の由来

エンジニアへの憧れから「ITエンジニアの情報ブログ」としてスタートしました。バリバリとプログラムを書いて、世の中に役立つ製品を作りたい。技術者への熱い想いを持っている頃でした。

しかし実際にエンジニア職に就いてみると、自分がエンジニアにはあまり向いていないと感じる機会が増えました。エンジニアにとって重要な”効率化を図る”という考え方が好きじゃなく、細かい作業やプログラミングへの興味が乏しいことに気づいたのです。

僕は高校時代の約10年間で、500冊以上の本を読んできました。本の感想は「読書メーター」を使っていたのですが、ブログなら文字数を気にせず写真の追加もできます。「面白かった本を紹介し、読者からの共感をモチベーションにするというのもありか」を思ったのです。そこからは自分のためのメモだったのが、人に読まれることを意識した内容に変えていきました。

ブログに載せた読書記事を経由して、本を購入してくれる方も増えてきました。

人見知り芸人、オードリー若林 | ネガティブを潰すのは没頭しかない! 人見知り芸人オードリー若林さん。長年の苦労の末、強烈な負の感情を「笑い」へと昇華させる能力を手にしました。”負”を”正”に変える天才は、「一体どのような思考術を持っているのか?」ご紹介します。...
資本主義のルールを知らなければ、負け続けるしかない | マルクスの資本論から学ぶ勝者は少数、敗者は多数。 それが資本主義のルールです。 お金は汚いものだという考えもありますが、お金は私たちの生活を豊かにしてくれる一つのツールなのだと私は思います。...

技術系の記事を書く機会が減ったので、ブログ名を「ららライフ」に変更しました。

「日常と身の回りを大切にして、楽しい人生を過ごしたい」

読書や自身を含め、ブログを通じて人生のヒントを綴れる場でありたいという想いを込めました。

ブログのテーマは「書評」「エンジニア転職(客先常駐)」「働き方」「旅行」

ブログは、取り扱うテーマを特に定めない「雑記ブログ」と、何らかのジャンルにある程度特化した「特化ブログ」に分かれると言われますが「ららライフ」は「書評」「エンジニア転職)客先常駐」「働き方」「旅行」にある程度特化しているブログです。

企業エンジニアとして働く場合、大きく「客先常駐」「受託開発」「自社開発」の3パターンの形態があります。スキルがない場合は客先常駐からスタートし、受託開発⇒自社開発とステップアップすることが王道ルートだと考えられる場合が多いです。

僕自身、まさしく上記のルートを辿っており、現在自社開発系の企業でエンジニアとして働いています。その経験を生かして、客先常駐エンジニアからの脱却方法に特化しています。

今後は趣味である「旅行」や「登山」の記事も増やしていけたらと考えています。

2023年にTwitterをはじめました

ブログでは「書評」や「働き方」を目一杯綴りたいと思い、文字制限のあるTwitterは避けてきました。ただ、思い浮かんでは消えていく想いや言葉をとどめておくツールとしTwitterは有効なんじゃないかと考え直しました。

日常に関するあれこれはTwitterに書いていますので、もし興味を持たれた方はアカウントをフォローしていただけますと幸いです。

「ららライフ」の人気記事

ブログ開設以来に書いた記事の中で、特に多くの人に読んでいただきたいものや僕自身が気に入っているもとをまとめた記事を公開しています。

書評に関する記事

「仕事」の本質って何だろう?働きはじめると一度はぶつかる悩みだと思います。

著者は転職活動に50社連続で落ち、仕方なく出版社を立ち上げた”島田純一郎”氏。人生に絶望し、命まで絶とうとしたそうですが、絶望の淵で「仕事とは何か?」に気づいたそうです。

就職に失敗したから起業した出版社の物語 | 『古くてあたらしい仕事』島田潤一郎悩んだとき、苦しいとき、ソバに寄り添って立ち止まってくれる友達みたいな本。 それが『古くてあたらしい仕事』を読んで真っ先に感じた印象で...

キラキラした恋愛ではなく、素朴でありふれた恋。映画やドラマのようなドラマティックな恋愛ではなく、どこにでも落ちているかのような平凡なやり取り。うたかたの泡のような儚い恋に気持ちが温かくなります。

『すべて真夜中の恋人たち』は失恋の大切さを教えてくれた | ありふれた小さな恋の物語「川上未映子 」 "ありふれた日常"を変える恋のチカラ 現状維持は自分を最も傷つける行為 恋にはそれぞれの形があっていい...

人気芸人のオードリー若林さんのキューバ紀行録。社会主義と資本主義を相対化した結果、掴んだものとは?

オードリー若林 キューバ一人旅で「価値観をリセット!」| 『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』本書では、キューバを訪れた際の体験談がまとめられています。 キューバへ近づくにつれ、日本との違いが少しずつ浮き彫りになってきます。空中から見える街の明かりは、限りなく少ない。その明かりは生活のための灯であり、夜の経済活動を前提としていません。「消費すること」が正当化されていない社会がそこにはありました。...

著者は世間が人間のスケールを超えてしまったことに警笛を鳴らしています。例えば車、飛行機、電車など、いずれも人間とは異なる時間軸で動きます。「規模は小さくても、自分の力で稼ぎ、生活の基盤を築いていこう」。そんな気持ちになれます。

【小商いの哲学】ヒューマンスケールを超えてしまった日本社会 | 【小商いのすすめ】平川克美 著小さく、個人で、少しずつ。 そんな「身の丈に合った働き方」や「週末起業」が注目を浴びています。 きっとご存知の方も多いでしょう。 本書は題名からして、ビジネスに対する指南書のように思われるかもしれません。 しかし実際に読んでみると、実用的なことはほとんど書かれていません。 淡々と「これからの時代を生き抜くために必要な知恵」が描かれていきます。...

ミヒャエルエンデの名作『モモ』。児童文学でありながら、メインテーマは「資本主義への警鐘」です。命そのものである時間を削り、将来に貯蓄する。効率性を重視した結果、日常は灰色になり、人々から感情を奪っていきます。資本主義に生きる現代人にとって、一度は読んでおくべき作品だと思います。

児童書『モモ』は"時間に追われる社会人"の心に刺さる | 「ミヒャエル・エンデ」の資本主義社会論 "大人"に知っておいて欲しいこと 時間 = 人生 資本主義社会の危険性 ミヒャエル・エンデが書いた、...

働き方についての記事

新卒で入社した企業は小さな鉄鋼商社でした。

周りの先輩たちはコミュニケーション能力が高く、相手の懐に自然にスッと入り込んでいきます。なぜ、周りの人たちみたいに上手く振る舞うことが出来ないのだろう?

商社に向いていない自身の性質、どんな場所で働くとよいのかを見つめなおした記事です。

https://it-information-engineering.com/shosyaman-tekisei

僕は幼いころから人見知りで、組織や集団が苦手です。学校ではいつも教室の片隅にいて、みんながあっちを向けば反対を向きたがるようなタイプでした。

社会は「普通の人」にとっては生きやすく、少数派には厳しい世界です。

「なんで周りの人たちのように上手く振る舞えないのだろう?」

「なぜ何の違和感も持たずに笑っていられるのだろう?」

性格について悩み続けてきましたし、皆が簡単に超えて行くハードルに引っかかる自分に絶望を感じたことは数えきれません。

社会に馴染めず、違和感を持ち続ける社会不適合者の働き方について考えた記事になっています。

社会不適合者の特徴と向いている仕事|生き方は人それぞれだから。「社会不適合者にとって苦手な部分」があるのは事実です。 しかしどんな物事にもプラスとマイナスがあるように、「社会不適合者にとって得意な部分」もあるはずです、 まずは「どのような生き方をしたいのか」をじっくり考える。 そして、実際に行動に移してみることです。...

「労働=資本家に労働力を売ること」を指します。働くことは「私の労働力を1時間1000円で売ります」というような契約を会社と結ぶことに他なりません。

いわば契約に縛られた奴隷のようなもの。

時間を拘束され、精神的にも肉体的にも擦り減っていきます。常に仕事に仕事に追われているような心理的圧迫に苦しむ方もおられるはずです。

大切なのは自由を手に入れる術をいかに身に着けるか。

「表現力」という武器を手に入れることが出来れば、自由への切符はもうすぐそこです。

自由を勝ち取るには、表現する力を身につけるしかない自由を手に入れるために必要なもの。 お金、時間、地位、名誉。 月並みな回答が並んだけれど、僕はこんなものでは”自由”にはなれないんじ...

毎日地道にコツコツと。

言葉にするのは簡単だけれど、継続して物事を続けることは生易しいことではありません。

ほぼ日刊イトイ新聞を運営する糸井重里氏は20年以上もの間、休まずコラムを更新し続けています。「20年間毎日」というだけで超人的な響きがしてきませんか?

それだけ続けることが難しいということであり、続けるだけで超人になれるということでもあります。あなたも何かをコツコツ継続してみませんか?

自分との小さな約束を積み重ねることが成功への近道毎日同じものを享受することで、小さな違いに気付けるようになり、身体や精神の変化が分かるようになるのです。 毎日変わることのないルーティンを継続する。 これも自分との約束に他なりません。 ただ自分が決めた約束を淡々と守り続け、地道に積み重ねる事。 一見遠回りに見えるけれども、一番の近道なんじゃないかと思っています。...
早く成功しようとしない。地道な努力を積み重ねる | ~千里の道も一歩から~小さな行為をコツコツと積み重ねること。 大きな目標は一夜で達成することは出来ません。 粒々辛苦。万里の道も一歩から。 コツコツと物事を継続して積み重ねることが大切です。 万里の長城にしたって、初めは一つのレンガから始まった。 そして、そのレンガが積み重なるコトによって巨大な城となったのです。...

私のこれまでの人生について

生まれてから今までのことを、つらつらと書きます。

滋賀県大津市で生まれ、高校卒業までを過ごしました。大津市の端っこの方で周りは山と川に囲まれ、竹藪を抜けた先に家屋が見えてくるような田舎ぶりです。

年齢は31歳(2023年現時点)でゆとり世代のど真ん中です。

滋賀県は京都や大阪への交通便がよく、簡単に大都市にアクセスできる中継点のような県。

ヴォーリズ建築が立ち並ぶ近江八幡の歴史ある街並み、いわずと知れた彦根城とひこにゃん、比叡山や多賀大社などの数えきれない神社仏閣に巡り会うことが出来ます。最近になって、滋賀県の良さを実感しています。

中学時代は俗にいう中二病に掛かっているような状態。根拠のない万能感に包まれており、気合があれば何とでもなるといったある意味無敵でした。

けれども高校に入り、世間の広さを学ぶにつれて自我が崩壊し、自信は粉々に崩れ去っていきました。中高と卓球部に所属していましたが、周りの人間が怖くなり対人恐怖症を発症。一目を避けるようになり、一時期部活動にも行けなくなってしまいました。

僕は読書に救われました | 読書で身につく能力とメリット本には、「命をかけて刻んだ、作者の言葉」が記されています。 「自身の苦しんだ経験を綴った」本もあるでしょうし、「人生を楽しむための3つの法則」といった類の本もあるでしょう。 いずれにしてもそれらは、自身の過去や境遇を元に記された、魂の言葉であり、読者に向けた作者からの温かいメッセージなのです。...

そんな時に心の支えになったのが読書です。いろいろな本を貪るように浴びることで、少しのあいだ現実から逃れることができました。また自分とは異なる考え方を知ることで、人の気持ちや痛みを感じられるようになってきました。

書道部で字を書きつつ、読書と銭湯にまみれた大学時代

大学選びで重視したのは、哲学と心理を学べる場所。元々は一人暮らしをする気はまったくなかったのですが、受かったのは東大阪にある大学で校風としては自由なマンモス校。当時設立されたばかりの心理系の学部に進学しました。

一人暮らしを始めて心細かったこともあり、友人と書道部に入会することになりました。小学生の頃に書道教室に通っていたことと、部室のゲーム機で遊びたい放題だという理由に惹かれて入部したのです。

基本は週に1回の練習で、地域で行う展示会や学園祭を目標に作品づくりをしていました。中国書家の書を模倣する臨書、自由に好き勝手に文字を表現する創作、藁を束ねた筆で大判紙に文字を書きつける藁筆創作。さまざまな書道を経験させてもらえたことや、展示会の企画から設営まで、みんなで協力しながら作り上げたことは良い思い出です。