仕事観

「定時で帰る人」と「残業する人」ーその違いって一体何だろう?

職場を見渡してみると、「定時で帰る人」と「残業がデフォルトになっている人」に分かれていることに気づきます。

お互い

「なんであの人は毎日残業ばかりしているんだ?」

「毎日定時に帰るなんて暇なのか?」

 

という相容れない感情を持って仕事をしている人って多いんじゃないかと思います。

僕自身、暇な時期と忙しい時期のどちらも経験しているので、どちらの立場も理解出来ます。とはいえ、「いかにして早く帰るか」は常に考えるようにしています。

一体「定時で帰る人」と「毎日残業している人」の違いは何なのか。今一度考えてみたいと思います。

両者は違う条件下で働いている

まず前提として考えるべきは、両者は同じ条件下で仕事をしているのだろうか?という点です。

定時で帰るからといって、沢山の仕事をこなしているとは限りません。

 

「定時で帰る人」と「残業をしている人」の間には、圧倒的な仕事量の差があるかもしれないのですね。

 

例えば、役職が上に行けばいくほど、部下の面倒を見なければならなかったり、仕事で付き合う相手の幅が広がることは往々にしてあります。

すると、担当する案件が一人に集中してどんどんと仕事は膨れ上がっていきます。

スキルがあるからこそ、周囲から頼られて仕事量が増えてしまったり、他人が失敗した尻拭いをしなければならないといった、雑用も増えてしまうのです。

 

そのため、元々の条件が違うから”早く帰れない”んだよ、という気持ちは理解出来ます。

 

しかし、「定時で帰る人」「残業ばかりする人」には、その前提条件を超えた特徴があるような気がするのです。

 

定時に帰る人の特徴

・プライベートでやりたい事がある

・仕事が早い

・付き合い残業をしない

・”やらなくてもいい仕事”はしない

・優先順位をつけて仕事を管理している

・真面目過ぎない

 

残業する人の特徴

・プライベートより仕事が大切

・空気を読んで帰れない

・残業が当たり前だと思っている

・責任感が強い

 

考え方を転換する必要があるのかも

残業をしてしまう人の、心理として、“残業が当たり前だと思っている”、”何が何でも期限までに終わらせなければ”という気持ちが強いんじゃないかと感じています。

もう少し“柔軟な考え方を身に着けるべき”ではないかと。

 

もちろん、真面目に仕事をこなすことは大切ですが、”絶対にこうでなければ”と気負い過ぎるのは、返ってよくないんじゃないかと思うのです。

例えば、ヤフーは週休3日制を導入しましたし、一日6時間労働の代わりに昼食がないといった、ユニークな勤務制度を打ち出している企業もあります。

必ずしも残業が必要なわけではなく、それぞれの生活に合った勤務でも、十分に利益を確保出来ている企業は存在するのですね。

ですので、まずは”残業をしなくてもいい”し、”短い勤務時間でも利益を上げられる”ことを、知っておく事が大切なのかなと思います。

 

業務のスキルアップをしていこう!

その上で、スキルのレベルアップを考えてみてはどうでしょう。

早く帰る人は必ずしも”業務量が少ない”わけではありません。中には、残業をしている社員よりも、沢山の業務量をこなしている人だっているのです。

 

彼らが意識しているのは、“いかに効率的に業務をこなせるか”です。

 

例えば、定時で帰るAさんと毎日残業をしているBさんがいます。Aさんの仕事量はBさんの2倍であるにも関わらず、定時で帰るのはいつもAさんが先。

なぜなら、Aさんは”業務の効率化”を意識しているからです。

データの入力をBさんが手入力でやっている一方で、Aさんはプログラムを組む事で解決してしまいました。

Bさんが1時間近くかけていた作業を1分程度で終わせる。でも、やっている内容は同じ。

 

日本の会社では、“頑張っている事が美徳とされます”が、本来であれば、効率的に仕事をこなすAさんを称賛するべきなのでしょう。

なぜ残業ばかりしているのか。その理由には、仕事をダラダラとやっている・早く終わらせる努力をしていない事が往々にしてあるのです。

ですので、定時で帰るためには、残業をしている理由を明確化して、改善していくことが重要になります。

そのためには、業務に対する知識も必要であるのに加え、スキルを磨くことも必要になってくるでしょう。

 

スキルを磨くコトが出来れば、より早く業務をこなす事が出来るようになりますし、仮に会社が無くなったとしても、他社で活躍することが出来るでしょう。

残業が多くて嫌になったのなら、会社に見切りをつけて、条件のいい会社に転職することだって出来るのですから。

 

いかに”仕事を減らすか”が大切

また、最も大切な事は”仕事を減らす”事ではないかと思います。

いくら仕事が早く、効率的に出来るようになったとしても、根本的な業務量が減らない限り、いつまで経っても残業は減らないからです。

 

そのために必要なのは、“やるべき仕事”と”やらなくてもいい仕事”の分類なのではないかと。

 

業務を洗い出してみると、意外と無駄な仕事は出てくるものです。

社内の簡易的な書類を作成するのに、必要以上の時間をかけていたり、必要のないルールが蔓延しているといったように。

“今までやっていた習慣を止める”ことは、勇気がいる事だとは思います。

しかし、一旦止めてみると、”別に必要なかったんだな”と感じることもあるはずです。

時間の余裕が生まれて、全体の業務量を減らす事が出来るようになると思いますね。

 

最後に

「定時で帰る人」「残業をする人」には、前提条件は違ったとしても、共通した特徴があるのではないかと感じました。

定時で帰る人には、

「プライベートのためには、早く帰りたいし、そのためには無駄な業務を減らして効率化しよう」

残業する人には、

「業務の無駄を改善せずに、与えられた仕事をただひたすら期限までに仕上げようとする。結果、仕事優先になってしまう」

といった思考を持っているのではないかと。

お互いが相容れない考え方を持っている中で、いかに”業務を効率化”して、業務量を削減していくか。

社員が一丸となって、その目標に向かって取り組めば、改善出来る部分があると強く思いますね。