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時間に”余白”を持つことの大切さ | “時間”と”心”の余白をコントロールする

人生で何を重要視するか?

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それぞれにとって大切なものは違うでしょうが、誰にだってこれだけは譲れないものがあるはずです。

僕の場合は、“時間”が最も大切な要素だと感じています。

なるべく時間に追われず、縛られず、無益だと感じる出来事に割かれる時間を減らしたい。

自分にとって、”有益な時間の使い方“をしたいと常々感じています。

この記事では、「時間に余白を持つことの大切さ」をお伝えしたいと思います。

“時間”と”焦り”と”余白”

仕事をしていると、不可抗力的に時間をコントロールされる場面があります。

  • 予定が急遽、前倒しになった

  • 納期が近いので、早く納品して欲しい

自身のコントロール外に飛び出た瞬間、焦りが生まれてくるのです。

この焦りは仲間がミスをしたから焦るとか、怒られて焦るといった類のものとは少し違っていて、ジワリジワリと喉元を締め付けれられていくのと似たような感覚を覚えるのです。

一緒に働く人が時間にルーズだと、ストレスを感じやすいのかもしれません。

納期が先だからといって先延ばしにした挙句、時間ギリギリになってもまだ終わらない。

大切な案件が控えているにも関わらず、時間ギリギリに到着する。

時間に追われるのが目に見えているにも関わらず、「もっと早めに終わらしましょうよ」ともいえない状況に置かれるのは、結構疲れるものなのだと思います。

時間をコントロールできると、ストレスが減った

職場が変わると、ルールや立場が変わります。

フレックスタイム制になり、出社時間をコントロールできるようになりました。

また指示を出す立場になることで、全体を把握でき、業務量が配分しやすくなった。

自分の裁量で仕事を前倒しできるし、仕事の配役を好きに決められることで、時間のコントロールもしやすくなりました。

責任は多少重くはなったけれど、それ以上に”時間に焦る”機会が減ったことでストレスが軽減されたのではないかと感じています。

これは本当に嬉しいこと。

その影響もあってか、自分の心に少しばかりの余裕が生まれています。

周りの状況を見たり、気遣いをしたりする余裕が生まれるようになったんです。

最近気づいたことなのですが、知らずしらずの内にストレスが溜まっていたんだなと。そして、そのはけ口を周囲に求めていたんだと思い知ったんです。

心に余白が必要なように、時間にも余白が必要」なのだと思います。

時間に追われる、焦るのは、確かに充実感があるように感じるのかもしれません。

けれども雨で鉄が少しずつ錆びていくように、心にも澱が積み重なっていきます。

そして、気づいた時には身動きが取れなくなってしまうのです。

最後に

時間は誰にでも平等に与えられています。

歳を経るごとに、刺激が減り、時の流れは早くなっていきます。

その過程で、”時間”は貴重なものではなく何となく浪費するだけの無価値なもの」に成り下がっているように感じています。

誰にでも与えられた貴重な”時間”を、どのように意識して人生を歩むか?

時間に焦り、追われながら日々を繰り返すか。

それとも時間をコントロールした上で、余白の中に新たな価値を芽吹かせるのか。

みなさんはどちらを選択しますか?