お金の話

カイジという天才を見つけました。ワークライフバランスなんていらない。

前回は、お金の大切さについてお話ししてきました。

今回は働き方に関してのお話しです。

働き方を考えることで、より有利に、より楽しく仕事に取り組んで行くことが出来ます。仕事について悩んでいる方や、希望を持って働きたい方にお勧めの本になっています。

今日をがんばった者のみ、明日がくる

明日からやろう、明日頑張ればいい、明日からが勝負だ。そういって自分に言い訳をして、辛いことや嫌なことから逃げてしまいます。

労働施設で働いていた時の班長・大槻の言葉から、今日頑張ることの大切さが分かります。

「明日からがんばろう」という発想からは・・・・・

どんな芽も吹きはしない・・・・・

明日から頑張るんじゃない・・・・・

今日・・・・・

今日だけがんばるんだ・・・・・

今日頑張れる人は、明日も頑張れる。明日頑張れる人は、次の日も頑張ることが出来ます。

そうして、”今日”頑張った人と、頑張らなかった人との間には大きな差が出来てしまいます。“今”という時間を積み重ねた結果、いつの間にか両者には、圧倒的な力の差が生まれてしまうのですよ。

もし達成したいことがあるなら、とにかく”今”始めましょう。そうすることで一歩一歩目標に近づいていきます。絶対に無理と思ったことでも、継続すれば距離は縮まっていくのです。

僕は、このブログを始めた当初、文章を上手く書けるようになりたい!物事を継続できる人間になりたい!。そういった目標を持って始めました。元々、”継続”や”文章”が苦手な人間だったのです。

でも、その弱点を克服したいという気持ちで文章を書き続けた結果、今では文章も(多少は)上手くなりましたし、辞めずに書き続けることが出来ています。これも、”今”を積み重ねた結果なのですね。

やるかやらないか迷ったら、とにかくやってみる。そのフットワークの軽さが未来を決めていくのです

ワーク・ライフバランスを意識しすぎない

政府は、”働き方改革”という名のもと、労働時間の短縮や雇用の改善といった政策に乗り出し始めています。

確かに、それらは必要なことでしょう。でも、ワーク・バランスを重視しすぎるのは問題があるかもしれません。

現在一流と言われている人、活躍して自分の道を進んでいる人が、若いときにワーク・ライフバランスを考えていたと思いますか?

自分はプライベートも充実させたいから、といって仕事を早々に切り上げていたと思いますか?

そんなことはまずありません。その場所に至るまで、がむしゃらに働き、がむしゃらに努力していたはずです。

だからここそ、今があるのです。

仕事とプライベートの充実は、豊かな人生を送る上で重要なファクターです。ただ、ワーク・ライフバランスは、”生涯で達成すべき目標”であって、若いうちから”仕事はそこそこでいい”ということではありません。

実力がつかない内は必死に働く期間を作っておく。そうすることによって、年齢を経た時、スキルのある人材として、重宝されるようになり、結果として多くのお金をもらえるようになります。

もし、楽ばかりを求めていては、スキルのない中途半端なキャリアしか掴むことはできないでしょう。時間が経ってから、「あの時頑張っていたらよかった」と後悔しても遅いのです。

どうありたいか。自分に問いかけた上で、働き方は考えていくべきなのです。

“余る”人の特徴

この本では、「稼ぐ人、安い人、余る人」を参考に”余る”人の特徴を説明しています。

能力が高い人 = 稼ぐ人

能力が中くらいの人 = 余る人(クビになる人)

能力が低い人 = 安い人

能力が中くらいの人がクビ?なぜでしょうか?

それは、能力が低い人が、安くでも給料の低い仕事を受け入れるのに対して、「能力が中くらいの人」は仕事を選り好みするからです。

就職活動でも、「俺は大企業しかいかない」「こんな小さい会社は自分相応ではない」。そういって、人気企業の少ない枠に学生は入ろうとしています。

もちろん、自分の意思を持つことは大切ですが、その意志を実現するためには、見合った実力を身に着けていなければいけません。

希望を聞いてもらうには、相応の何かが必要なんですね。

見合った実力を身に着けるためには、辛い下積みも経験しなければなりません。

テレビに出ているお笑い芸人やプロ野球選手も、辛い練習や下積み時代を乗り越え、”今”の地位を手に入れることが出来たのです。苦しいことも進んで行うことによって、着実に成長していくことが出来るはずです。

“余る”人にならないために、色々な経験をして、スキルを手に入れましょう。

あとがき

仕事は、特に若いうちは仕事を選ばずに、一生懸命取り組むことが大切です。

僕自身も、まだ年齢としては若いので、目標のためにはやってくる仕事に対する姿勢を考え直す必要性があると感じました。