書店に行っても、いつも似たような本ばかり選んでしまう。
今回はそんな方のために、“新たな本”との出会い方をご紹介したいと思います。
以下を実践すれば、一味違った本との出会いが訪ずれるはず。
いい本との出会いがあなたにありますように。
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書店を変えてみる
本屋さんに行く場合、どうしても”いつもと同じ”場所へ行きがちになります。
自宅の近くにある書店や、通勤途中にある書店など、生活ルートの範囲に限定されてしまうからです。
もちろん、書店に行くのは素晴らしい事だと思います
でも、同じ場所ばかりに行っても、取り扱っている本の種類はそうそう変わりません。それに、店内のレイアウトだって変わらない。
それならば、“いつもは行かない本屋”に行ってみるのはどうでしょう。
本屋には、大型書店・中型書店・小型書店がありますが、それぞれ異なる特徴を持っています。
大型書店は、非常に沢山の本を扱っていますが、多すぎるがゆえに本を選ぶのが難しいです。
それに比べ、小規模の書店であれば、店舗に並べられている時点で、本はある程度厳選されています。そして、一押しコーナーや定番商品などが見やすい場所にあるため、本を選びやすいというメリットもあるのです。
特に、小規模の店舗は生き残るために必死で知恵を絞っています。他店とは違うレイアウトにしてみたり、取り扱う本を特化したり、イベントをしたりと差別化を図ろうとしています。
あなたの身近にある本屋さんも、もしかしたら面白い取り組みをしている可能性があります。
一度色々な書店に足を運んで見ることをオススメします。
☆特色のある本屋さん
恵文社
“ジャンルの違う”棚を覗いてみる
書店に行っても、同じ棚ばかりみていないでしょうか?
私の場合、店頭の新刊コーナーを見て、小説/新書のコーナーへ。そして最後に、学術書のコーナーを回るのがいつものパターンになっています。
ただ、よくよく思い返してみると、それ以外のコーナーに何が置いてあるのかってよく知らないんですよね…
料理本であったり、歴史書であったり、書店には無数のジャンルがあります。
それなのに、一部の棚のことしかよく知らない。加えて、いかにもその書店の事を知った気になっている自分がいたのです。
でも、これでは少し勿体ないですよね。
通い慣れた書店であっても、店内の隅々を知っている人は少ないと思います。ですので、せっかく行くなら、他のジャンルの棚にも目を向けてみましょう。
興味がないと思っていたジャンルでも、店内を回っていると、気になる本が見つかるものです。
そして、気になったら中身をパラパラとめくってみましょう。
一番印象に残っているのが、海外旅行の本です。世界にはこんな美しい場所があるんだ。行ってみたいな。
今まで偏った価値観で埋まっていた頭の中が、解きほぐされて行く感じがしたのです。
他のジャンルに手を伸ばす事は、あなたの価値観を広めます。逆に言えば、一部の本しか読まないのは、価値観を狭める行為なのです。
もっと色々な本を手にして、未知の世界を見る旅に出かけましょう。
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別の人に選んでもらう
自分で本を選ぶと、どうしても同じような本になってしまいます。
そんな時は、誰か他の人に選んでもらうといいでしょう。
私自身、知り合いから「この本面白いよ~」と薦められた本を買った事があります。その時に感じたのは、“意外と面白いじゃないか”という気持ちです。
食べず嫌いってありますよね。あれは、”何となく”嫌だな~と感じた事をきっかけに、”嫌い!”と思い込んでしまう事を言います。これと同じで、本のジャンルも”何となく”で読まず嫌いになっている気がするんですね。
なので、子どもの時に食べれなかったものが、大人になってから好きになるように、読まなかった本を好きになるコトってあると思うんです。
他人は、自分とは違う興味や価値観を持っているものです。その上で、自分のためを思って、選んでくれている。
ならば、その気持ちに感謝して、試しに読んでみるのはいかがでしょう。
いつもとは違う”人”に選んでもらう事で、世界は広がっていくでしょう。
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最後に
今回は、「読書が偏った時に試して欲しい3つのこと」をご紹介してきました。
もし読書の偏りを感じたら、
書店を変えてみる
“ジャンルの違う”棚を覗いてみる
別の人に選んでもらう
の3つを意識してみましょう。
新たな本との出会いが”あなた”を待っています。