僕たちの生存戦略

まさか仕事に限界を感じるなんて… 無理しない勇気を。

無理をしないことは簡単なようで、難しいです。

「やらなければならない事」、「やりたい事」は次から次へと思い浮かんできますし、頑張り屋な人程、限界が分からずに突き進んでしまいがち。

働いている人であれば、会社を休む事にすら抵抗があるなんて方もいらっしゃるのでは?

自分一人が休んでも、大した影響はないと分かっていても、休むことに罪悪感を感じたり、多少辛くても無理に出勤してしまう。

周囲から「もっと気楽にいこうよ」と言われても、限界が来るまで頑張ってしまう。

恐らく多くの方が経験されていることだと思います。

ただ、私が感じていることは、

「無理をしないことって案外大切な心構えなんじゃないの?」

ということなんです。

 

無理をすれば、後々より大きなダメージを受けるかもしれない

私自身、初めて勤めた会社では、「お客さんのために」とか「会社のために」

といった気持ちで、必死に仕事をしていました。

先輩たちに追いつくためには、上司からお願いされたコトには、「はい、やります!」と即答しなければならない。多少の風邪を引いた所で、休むなんてとんでもない。

早朝出勤だろうが、毎日残業があろうが、とにかく若手なんだから頑張らなくては!

そんな気持ちで働いていました。

その結果どうなったか。

私は体調を崩し、起き上がることすら困難になってしまいました

ちなみに病名はアレルギーによるアトピーでした。疲労と鉄によるアレルギーの影響で、顔は湿疹まみれになりました。

毎日見栄えの悪い顔を気にしつつ、痒さに気が悶えそうになる毎日。

結局1年半勤めましたが、苦しさに耐えられず渋々会社を辞めることにしたのです。

 

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病気になってしまうと、夜は眠れず、外出することすら困難でした。毎日ひたすら寝て、時間を潰す。そんな状態が半年程続きました。

 

自分の気持ちに蓋をしないでおこう

どうすればこんなことにならずに済んだのか?

私の一番の過ちは、自分の心の声を聞こうとしなかったコトにあります。

 

「これ以上頑張ったら体が、心が壊れてしまう」、「もうキャパシティを超えている」

 

実際、「これ以上頑張るとまずいかもしれない」と感じることはありました。

しかし、気持ちを無視して頑張り続けたことで、「寝たきりになる」という多大なダメージを受けることになってしまったのです。

人が持っているキャパシティ(許容量)は、それぞれ異なります。

体の丈夫な人がいれば、すぐに体調を壊してしまう人もいます。何を言われても動じない人がいる一方で、言われたコトを気にして夜眠れない人だっていることでしょう。

きっと人と比べて、「もっと頑張らなくては」と思うのかもしれません。

が、一番大切なことは「自分自身と対話すること」です。

そろそろ限界なんじゃないの? これ以上やるとまずいんじゃない?

自身を顧みて、心の丈を聞きましょう。

無理をせずに、自分のペースで進んで行くことが、一番大切なことだと思うのです。

 

無理をしても、逆効果になる?

無理をしないのが大切だと分かっていても、「あと少しだけ…」という想いが、頑張る気持ちを後押ししてしまいます。

例えば、その代表的なものが会社における”残業”です。明日で十分間に合うと分かっていても、不安や焦りから手を付けてしまいます。

しかし、無理をして頑張った所で、逆に効率が悪いんじゃないかと思うのですね。

実際、1日8時間の労働時間の中で、本当に集中出来ている時間はどれくらいあるでしょう。

感覚的にいっても、2~3時間程度ではないでしょうか。

いやいや、長時間集中して仕事してるよ!

そう思われる方もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。

どれだけ忙しいと言っている人でも、ボーとしている時もあれば、トイレ休憩に行ったり、別の事を考えている時間があるはずです。わずか5分程度であっても、そんな時間が10回あれば50分。実際私たちは業務時間中、集中して過ごせていないんです。

人間の集中力は長時間保てないものなんです。

 

残業というのはそもそも、”8時間という長い労働にプラスして働く”必要を迫られます。

ただでさえ集中出来る時間は短いのに、より長い時間拘束される。思考力は落ちていて、注意散漫な状態でダラダラと行う残業。

頑張っているといえば、聞こえはいいですが、その実態は“非効率な労働の集積”という側面が強いと思っています。

もちろん、本当に忙しくて大変で長時間働いている人を否定はしませんが、大半の人はそこまでする必要はないでしょう。

無理しない事はとても難しいことですが、無理をして頑張った所で

「あまり状況は進展していない」

なんてことは多いです。

無理して頑張っても、身体の強いタフな人でなければ、その労働に耐えることは出来ません。私のように必ずどこかで心身を壊してしまいます。

まずは心の声を聴きましょう。その上でどうするかを判断していく事をオススメします。

 

最後に

私自身、新卒というカードで手に入れた””就職”という片道切符を、1年半で失ってしまいました。

加えて、20代前半という貴重な時間を”病気”によって奪われてしまいました。

もし、自分の身体が悲鳴を挙げていることに耳を傾けていたら、別の人生になっていたかもしれません。今でもまだ当時の会社で働き、楽しい毎日を送っていたのかもしれません。

どれだけ仕事が出来て優秀な人間であっても、身体を壊せば何も出来なくなります。

無理だと思ったら、自分の身体を優先してください。さもなければ、あなたの貴重な時間が失われてしまうかもしれませんので。