サブカルチャー

【苦手な人も】知らないシリーズの劇場版・最新作に飛び込んでいけ【いる】 

気になる映画が続編だった場合どうします?

前作を全部見てから? それともとりあえず最新作見ます?

僕はその時々ですが、おおむねとりあえず最新作を見るようにしています。ボヤボヤしてると上映期間が終わるかもしれないし、過去作のDVDをレンタルして視聴し終わるまで好奇心が持続するかっていったらそんなこともないでしょう。

 

それになにより、一度疼いた自分の欲望を早急に満たしたい、というところも大きいです。

 

だから今では、いっぱいシリーズが出ているものの最新作が気になればとりあえずそこから見たりすることもしばしばです。

と言っても、ずっとそうだったわけではありません。

シリーズものを見るなら原点まで遡り順番に見るのが絶対正義である、そう思っていた時期もあります。

その辺りのことについて、(是非はともかくとして)書いていきます。

 

理由は? お金!

最近では学生の頃は想像もしていなかったほど映画館に足を運ぶようになりました。

そのおかげでイオンシネマのポップコーンがどこよりもレベルが高いということも知りました。

バターオイルをかけると映画を見ながらつまむフードの中では最強です。ファミマでいうとスパイシーチキンです。チョコでいうとアルフォートです。個人の感想です。

しかし、最初は全然そうではありませんでした。

理由は?

お金!

 

単純ですね。でも大事なことだと思います。

学生に1800円は高いんですよ。

月曜は安いとかクーポンとかあれやこれやとか、まあ今思えば色々あったのかもしれませんが、普段からよく見るならともかく、たまの贅沢としか捉えていない青二才にそんなこと言われても……って感じです。

そもそも映画って基本的に一期一会じゃないですか。面白いかどうかもわからない代物にお金を出すのは今でも正直なんとかならんもんかねと思っています。

だもんで、先に社会人になっていた兄に誘われたら「金出してくれるんなら行く」と真顔で言っていました。

 

僕が如何にしてガタガタ言うのを止めて劇場版を見に行くようになったか

そんなケチくさい僕にも転機が訪れます。

4DXの登場です。

4DXとは、大体の人がもう知ってます。映画鑑賞の新たな形態で、席が揺れたり耳元で風が吹いたりスクリーンの隅でねずみ花火が始まったりするアレです。最後のは嘘です。

3Dの登場と同じように、映画館における新たな歴史の一ページになることは間違いないと傍から見て思いました。同時に、体験していないにも関わらず『映画とは物語を見るものであってガタガタ動いたりするのは本道から外れておる』と食わず嫌いしておりました。

この時点ではまだあまり映画館に行くようになってないのにね。

しかし、気になるものは気になるのです。どんなもんかと一回くらい体験したいと思っていたのです。

3Dのときは流行りに乗りたくなくて『アバター』をスルーした人間だって成長するんです。

金を払って見る決心がついたか、と思いきやここでも実は兄にいくらか出してもらいました。

4DXのやっている映画館が近くになく、交通費が1000円弱かかるということと、まだまだ映画にお金を出すという下地や認識がなかったためです。結局交通費と

4DX代は自分で出して、映画代は兄に出してもらいました。

4DXを体験したい、しかもある程度お金は出る。ここまで条件が揃えば、あとは行動あるのみ。

てくてく駅に行ってガタガタ電車に揺られて、またてくてく映画館に行けば準備は万端……と言いたいところですが、もう一つだけクリアしなければならない問題がありました。

それは、『見に行く映画全然知らない問題』です。

ようやく主題に持ってくることが出来ました。

『知らないシリーズの劇場版・最新作に飛び込んでいけ』

タイトルを言ってしまうと、このときの映画は『ガールズ&パンツァー劇場版』です。

可愛いJKが戦車に乗ってドンパチやるやつです。

世間的にはとても人気のあるシリーズで、友達にも一人、この作品のファンがいます。詳しい話はほとんどしなかったので、作品の特徴や売りは知らないままでした。一度だけ「ガルパンはいいぞ」と言われたことがあったような、なかったような……。その程度の認識です。

正直、どうしても見たいわけでもなかったので、やっぱり順番通りじゃないのはなんだかなあ……と思っていました。

しかし。しかしですよ。

映画という媒体は確かにこの時点ではあまり親しんでいたとは言えませんでしたが、アニメやマンガは大好きだったのです。

そして、それらの中には個人的ベスト、最高のお気に入り作品が幾つかあったわけで。もしかすると『ガールズ&パンツァー』がそうなるかもしれない、と考えるとここで見逃していいのかと思いました。

それに、今までのテレビシリーズ全12話を見て、そんでもってOVAを見て完璧に準備を整えてその映画を見に行くのかと言ったら……しないでしょう。

元々興味があっていつか見てみたいと思っていたら別ですが、今回の場合は当てはまりません。

最低限の情報として、いわゆる萌えアニメ的な美少女(正確に言うとちょっと違うかなとも思います)が出ることは分かっていたので『可愛い子おる?』くらいのノリで行けばいいか、と思い直しました。ほぼキャバクラのノリです。

こうして面倒臭い精神的説得を自己に対して一通り済ませた僕は、ようやく――本当にようやく――映画館の席に腰を下ろすことに成功し、映画を無事鑑賞することが出来ました。

 

最後に

観終わって。

アホになりました。

75mm砲にやられ知能指数が低下し言語能力に異常を来しました。

二時間前のブツブツ言っていた僕はすっごいおっきい爆発に巻き込まれて木っ端微塵になりました。

それから『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』『ワイルド・スピード ICE BREAK』『バーフバリ 王の凱旋』を見ました。それぞれシリーズ13、8、2作目で、全て初体験です。

さらにアホになりました。

コミックのパラパラに興奮しハゲは強いと信じインドの船は空を飛ぶ。

自称アホの言葉にどれだけの信憑性があるかは分かりませんが、正しかったと思っています。今見なければこれから先どうせ見ないだろう、なら今最新作を見て判断した方が僕には合っているのだ、と。

その後、『ガールズ&パンツァー』を含めた4作のシリーズは全て一から見ました。嘘です。『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』はまだ見ていません。分かる人はここでちょっと笑います。

『アベンジャーズ』は順番ガン無視でやらかしたので2周しました。『アイアンマン3』は『アベンジャーズ』の後に見るんだぞ!

気になった作品を最大限に楽しみたい、その気持ちは痛いほど分かります。物語というのは初回の何も知らない、どこに連れていかれるのか分からない状態が一番楽しいという意見は僕自身そう思っています。
 

しかし、同時に全ての作品に対して常に万全を期して立ち向かえるわけではないというのも事実ではないでしょうか。

それはお金だったりするかもしれませんし、時間だったりするかもしれません。

そんなとき、気になるけど準備できないからいいや、といって見ないでいると忘れられない作品を知らぬ間に素通りしてしまうかも。

もしそんな危惧をするなら順番通りでなくてもとりあえず見てもいいんじゃないかな、という次第です。

 

おまけ

友達と『キングスマン ゴールデン・サークル』を見に行きました。友達はキングスマン初体験。「1見てないし」と渋っていましたが「いけるやろ」の精神で連れて行った結果、「面白かったのは面白かったけれども1を見せろ」。

申し訳ない。