プログラミングに興味を持っている人は多くなっています。
以前までは、一部のオタクたちがやるものだと思われていましたが、現在ではプログラミングの重要性に気付いた方も増えているのではないかと思います。
パソコン1台で起業することは不可能ではありませんし、プログラミングが出来れば、ウェブサービスを作ったり、ブログの運営にも役に立つことと思います。
しかし、未経験者にとって、”プログラミング”と聞いた所でイメージしづらいと思うのです。よくわからないので、適当に手を付けてみた挙句に挫折する。
そんな事にならないように、未経験者がやりがちな事をまとめてみようと思います。
自分一人で学ぼうとする
確かに独学でプログラミングを学ぶ事は可能です。
パソコンが出始めた当初、オタクたちは個人でプログラミングを行い、知識や技術を習得していました。
周りにプログラミングが出来る人もすぐに見つからないので、独学で勉強するしかなかったのですね。
しかし、今では無料で経験者から指導してもらえるようなサイトが沢山出てきています。
テックアカデミーやProgateを利用すれば、初心者でもステップを踏んでプログラミングの知識を習得することが出来てしまうのです。
僕自身は、入社した企業で初めてITの技術について学びました。
そこには、幅広い知識を持った技術者がいて、基礎からパソコンやプログラミングの知識を教え込んでくれました。
指導者がいることで、効率よく大切な知識を得られましたし、わからない部分を教えてもらえる。
困った時に頼れる人がいることで、挫折することなく、継続して学習することが出来たのです。
独学もいいですが、困った時に相談出来る人がいる。これはプログラミング習得する上で大切なことなんじゃないかと思うのです。
とにかく”作ってみる”ことが大切
未経験者にありがちなのが、“まずは基本的な知識を詰め込もう”と考える事だと思うのです。
確かに、知識を得るために参考書を読んだり、ウェブページを読み漁るコトは大切です。
体系的に学ぶ事で、全体像がわかるようになるというメリットはあるでしょう。
ただし、知識を詰め込むことに集中しすぎると、プログラミングの上達が遅くなってしまうかもしれません。
知識を学んでからアプリやウェブサービスを作るのではなく、作りながら学んでいく方が早く習得できることも多いんです。
もちろん、最低限の知識は必要ですよ。
関数や引数とはどんなモノなのか、if文ってどんな構造になっているの、といった、基本的な部分は知っておく必要はあります。
が、それが分かればプログラミングをしながら知識は学んでいけば十分です。
エラーが出れば、その度に意味を調べていく。
「付けたい機能があるけれども、構文の作り方が分からない」
そういった時に、調べて学んでいけばいいのです。
モノ作りで大切なことは、とりあえず何かを作ってみるということなんです。
収益化は簡単ではない
プログラミングを学びたいと思われた方の中には、ウェブサービスやアプリを制作して起業したい!といった理由もあるんじゃないかと思います。
あくまでプログラミングは起業のためのツールであって、いかに利用してマネタイズをしてやろうかといったように。
起業する上で、儲けるコトは大切です。
事業を存続させたいなら、収益を得る方法を模索することは重要な事だとも思います。
ただし、プログラミング未経験の内から、「起業×プログラミング」でビジネスを考えるのは早計なんじゃないかと思うんですよね。
実際にプランを立てていたところで、サービスが作れない事には話になりません。
それならば、まずは手を動かしてウェブサービスを作ってみることです。
実際に作ってみれば、自分で作れる部分と委託すべき部分が見えてくるでしょう。
それに作っていく内に、ビジネスには繋がらないんじゃない?
という部分だって出てくるかもしれません。
未経験者が初めから、プログラミングを儲けのツールにすることは難しい。
だからこそ、初心者の内はマネタイズを考えずに、とにかく簡単なモノから作ってみることから始めましょう。