サブカルチャー

こんな職業があったのか!? プラントハンターという仕事

みなさんは「プラントハンター」という職業をご存知でしょうか。

 

初めて聞いた。そんな人も多いと思います。それもそのはず、このプラントハンター。とっても珍しい職業なんです。

今回は少しその世界を覗いてみたいと思います。

 

重要な役目を果たしていた

この職業は意外と古くから存在していて、主に17世紀から20世紀のヨーロッパで多くの「プラントハンター」が活躍したといわれています。

 

食料・香辛料・薬に利用できる植物や新種の観葉植物を求めて世界を探検していた人々のことのことを主に指します。

 

当時は現代のように、車や飛行機といった交通機関は存在しませんでした。ですので、他国に行くためには船による航海が必要であり、船に乗るということは命がけで行う行為でした。

 

そんな中、他国に渡って薬の原料となる貴重な植物を探して持ち帰るという「プラントハンター」はとても重要な役目を果たしていたんですよ。まさに現代の医療のようになくてはならない仕事だったのです。

 

現代のプラントハンター

ですが、時代の波とともにその数は減ってしまいました。今ではその名前をしている人の方が少数なのではないかと思います。

 

しかし、今日本人から世界に羽ばたく「プラントハンター」が現れたのです。その名は西畠清順さん。幕末より150年続く花と植木の卸問屋である「花宇」の5代目です。

 

プラントハンターになるきっかけは?

家柄をみると小さい時から花や植物が好きだと思われますが、西畠さんが植物に興味を持ったのは20才を過ぎてからなんだそうです。

 

ボルネオのキナバル山に行ったときに出会った、世界最大の食虫植物「ネペンテス・ラジャ」に惹かれてプラントハンティングの魅力を知ったそうです。

 

20才過ぎまで植物にあまり興味がなかったのも驚きですが、西畠さんの人生を見ると、人の人生はどこで変わるかわからないというのを思い知らされますね。

 

“好きという気持ち”が世界に羽ばたかせた

その後、花宇の5代目を継いだ西畑さんに必要とされたのは、植物や花についての総合的な知識でした。

 

プロとして、あの山に行けばこんな植物が採れる、この国にはこんな花がある、花を採るために山を登るにはどうすればいいかなど、植物に関わる多くの知識が必要とされたみたいです。

 

そして、世界の様々な国や地域の旅をしながら、そうした知識と経験を貪欲に吸収することで「プラントハンター西畠清順」が生まれました。

 

イベントで植物の素晴らしさを伝える

現在では、「そら植物園」というイベントを主催されていて、珍しい世界中の草木に触れることが出来ます。この「そら植物園」というのは、実際の店舗や植物園ではなく、あくまでコンセプト

 

なのでイベントが各地で行われるため、みなさんの近くでももしかしたら開催されるかもしれません。

 

京都にやってくる

一番最近だと、京都ポルタにて「そらつなぎの庭」が開催されています。

期間は2017年9月10日(日)~2017年12月25日(月)までの約3か月間行われる予定です。

お近くの方がいればぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。