仕事観

Daigoから学ぶ”メンタリズム” これであなたもみんなに頼られる。

岸見一郎氏の著書「嫌われる勇気」で、再度注目を浴びた心理学者アドラーは次のように言いました。

 

すべての悩みは人間関係にある“と。

 

これはつまり、人間関係は私たちにとって非常に大きな関心事だということです。

 

ですので、人とうまくやっていける能力を身につけるだけで、人生を楽しく生きていくことが出来るのです。

なぜかまわりに助けられる人の心理術

 

特に、“相手にやってもらう能力”は、その中でもぜひ身に着けて欲しい能力の一つです

 

助けてもらうことで相手も幸せになる

 誰かを助けてあげた、誰かの役にたったという精神的な充足感が、その人を幸せな気持ちにさせます。

 

ですから、相手に何かをやってもらうという行為は、めぐりめぐって「やってあげる側の人」を幸せにする行為でもあります。 

 

「やってもらった」自分が幸せになるのは当たり前ですが、同時に自分のために何かを「やってくれた」相手も幸せな気持ちになっているということです。

 

私たちは、「自分のことは自分で出来るようにならないといけない」という教えを、小さい時に、学校や親に教えられます。

 

頼ることはよくないこと。相手に迷惑をかけてはいけない。

 

そう思っている人も多いことでしょう。

 

しかし、人は頼られることで満足感を得られることもあるのです。

 

例えば、巨万の富を得た、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットという資産家がいます。

彼らは、すでに富と名声を得ているのも関わらず、巨額の寄付を行っています。

ニュースで取り上げられたこともあり、ご存知の方も多いはずです。

では、なぜ富も名声も得て、満足しているにも関わらず寄付をするのか。

 

それは、“人を助けるという行為”がとてつもない幸福感を私たちに与えるからなんですね。

 

ある実験によると、人間の幸福度というのは年収とともに高まるそうです。

しかし、一定の金額に達すると、幸福度というのは高止まりしてしまうんだとか。

そこで、彼らはその穴埋めとして、他人のために行動し、幸福度を高めるという行為を選択しているのですね。

 

それほどまでに”他人のための行動”は人に幸福をもたらすのです。

 

ですので、みなさんもどんどん人に頼っていきましょう。

 

1.尽くさない 

とはいっても、中々人に頼れない人もいることでしょう。そんな人は次の2つのことを意識してみてください。

人は非常に順応性の高い生き物なので、どんな特異な状況でも少し経つとそれに慣れてしまいます。(省略)

 

相手を慣れさせないためにする工夫は、いたってシンプル。自分の行動に「ランダム性」を持たせるのです。

 

 人はどんな状況でも少し経つと”慣れて”しまいます

 

宝くじで1等に当たっても、スポーツで優勝しても、その幸福感は長期間持続しないのです。

それと同じで、”相手に尽くす”行為も”当たり前”になってしまえば、当初感じていた、嬉しい気持ちはなくなってしまいます。

 

だから、私たちは毎回相手に尽くしてはいけないのです。

 

例えば、みなさんが毎日恋人の食事を作ってあげているとします。

最初は感謝されるでしょうが、いずれ、それは当たり前のことになるでしょう。

一日作らなかっただけでも、「なんで今日は食事がないのか」と文句を言われるようになるかもしれません。

 

これを避けるためには、ランダム性を持たせることです。

 

週に2,3日だけ作ってみる。または、その2,3日でも週によって作る曜日を変えてみる。

そうすることによって、作ってもらえることへの感謝の気持ちが湧いてきます。

 

慣れさせないためには、特別感を出すことが大切なのです。

 

2.強がらない

みなさんが強がって自分のことを何もさせてあげないと、まわりの人は「自分は必要とされていない」と無力感を抱くようになります。(省略)

 

「支えてあげる」だけではだめで、「支えさせてあげる」ことが大切なのです

 

 職場で仕事をしていると、上司が部下に仕事を任せられないと言っている光景をよく目にします。

 

「あいつにはまだ早い」「任せるのが怖い」。

 

そう言っては、自分一人で仕事をこなしてしまいます。

確かに知識も経験もある上司がやってしまえば、仕事はミスなくこなすことが出来るのでしょう。

 

しかし、これでは本当はいけないのです。

 

仕事を任せられなった部下は、「自分は必要とされていない」という無力感を感じるようになるはずです

 

やる気をなくし、上司に対して反抗的になるかもしれません。

 

ではどうすればいいのか。上司がすべきことは、部下に頼ることです。

「仕事をやってもらう」ことで、部下たちは「上司に認めてもらえた」と承認欲求が満たされますし、もっと認められたいと仕事に対するモチベーションもあがることでしょう。

 

「やってもらう人」になることで、お互いが幸福になるのですよ。

 

あとがき

本書では、「やってもらう人」になることで、いかに人生が楽になるか、どうすればそんな人間になることが出来るかのテクニックが余すことなく書かれています。

心理学の実験を元にした、説得力のある意見を例にしているため、「なるほど、だからそうなんだな」と納得する部分も多かったです。

僕も中々人に頼めない性格なのですが、この本を読んで、人を頼ることの大切さについて考えるきっかけになりました。