ブログを定期的に更新していると、突然壁にぶち当たる日が来るかもしれません。
当初は、あれが書きたいこれが書きたいと、流行る気持ちを抑えるのに必死だったのが、新しい発見もなくなってきて、段々筆が進まなくなる。
いくら書いてもアクセスは増えないし、自分に自信が持てなくなることも出てくるんじゃないかと思います。
そんな時は、今までのやり方を見直したり、「もっと頑張らなきゃ」と自分に喝を入れることが増えるかもしれません。
でも、考えれば考えるほど、記事は書けなくなっていきます。
「以前に似たようなこと書いたよな」とか「この程度のことを書く必要ある?」とか、ハードルをどんどん高くしていった挙句、全く更新がされなくなる。
恐らくネット上には、そんなブログの屍がそこら中に転がっているのだと思います。
そんな事にならないように、今回は“ブログが書けない”時に行うべき対処法について書いてみようと思います。
1.書けない時はゆっくり休む
ブログを書くコトは、「自分の気持ちを読者」に伝えることです。
そもそも、僕たちが「人と話したい」とか「自分の気持ちを伝えたい」と感じるのはどんな状態の時でしょう。
よくよく考えてみると、それは”楽しい””嬉しい””辛い””苦しい”といったように、“感情に揺り動かされている時”ではないでしょうか。
仕事で嫌なことがあった時には、愚痴を吐きたくなるコトもあるでしょうし、ラッキーな出来事に遭遇した際には、気持ちを共有したくなるはずです。
心が平穏であったり、疲れている場合などには、あまり”書きたい”という衝動が湧き出てきません。何も書かなくてたって満足ですし、文章を書くのは脳を使うため疲れます。
もし、今まで書きたい内容が溢れ出てきていたにも関わらず、何も思い浮かばなくなったというのなら、それはあなたの心身が疲れている合図なのかもしれません。
風を引いても、じっくり寝て休めば回復するように、”書きたい”という気持ちも、ゆっくり休めば自然と回復するはずです。
焦らず騒がず、のんびりと気持ちの回復を待ちましょう。
2.思考を整理する
とはいっても、ブロガーの中には「月間10万PV集めるブログを作るんだ!」といった目標を掲げている方が少なくありません。
ブログでアクセスを集めるのは簡単ではありませんし、記事を書くのが大変だったり、思うようにアクセスが集まらなかったりと打ちのめされる事もあるでしょう。
期待が大きかった分、理想と現実のギャップは大きくなります。
そんな時には、「こんな所で立ち止まってはいられない」という気持ちになってしまうのかもしれません。
もし、どうしても休みたくないのであれば、「思考を整理」してブログの記事にしてしまいましょう。
今の思いを書き綴るコトで、自分が何を感じているのか、どんな状態にあるのかといった、現状の把握が出来ます。
そして、その思いを記事にしてしまえば、共感してくれる人が現れるかもしれません。何より、“書けない悩み自体が記事”になります。
実はこの記事も、思考を整理するという意味で書いています。
3.情報収集をする
「ブログを書く=アウトプット」をすることです。
アウトプットをするためには、それを吐き出すためのインプットが必要なのです。
景品が5つしか入っていないガチャポンがあるとして、そこから10個の商品が欲しいといった所で無理な話。なぜなら、そこには”5つしか”ないからです。
なぜ「10個の景品がもらえないんだ!」
と怒ったところで、いやガチャポンの中身を見てみなさいよと。中身が入っていないでしょと。
ブログを書くためには、「とにかく書こう」という記事をよく見かけます。
確かにそれは正しいんだけれども、本来アウトプットよりもインプットが大切なんです。
インプットしている最中の情報というのは、他人からは見えないので”華”がありません。
個人で完結しているため、どれだけ素晴らしいことを知っていて、考えていたとしても、それは”無い”に等しくなってしまうからです。
ただ、アウトプット!アウトプット!アウトプット!の先は、ネタの枯渇と書きたくてもかけないというジレンマが待ち受けています。
それにインプットのないアウトプットは、中身の薄い記事を量産することに繋がっていきます。
その結果、いずれは「大した記事を書けない自分」というマイナスの側面と向き合わなければならなくなるのです。
最近、「情報の仕入れが少ないな~」。
もし、そう感じているのなら、インプットを増やす時期なのかもしれません。